遠州福田六社神社祭典 浜松まつりの屋台と彫刻
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HOME > 蟹町屋台の鬼板・懸魚
2024年12月に初めて秩父祭を見に行って立派な屋台に感動し沢山写真を撮ったのですが、気になる彫刻を発見してしまいました。
それは上町屋台の正面向かって左側面の鬼板です。
左側面の鬼板
従者を従え左手に剣を持ち右手は胸の前、手形の証文と壷があります
どこかで見たことあるような…

帰宅して写真を整理してから
秩父市教育委員会文化財保護課
に問い合わせたところ
上町の鬼板は
「素戔嗚尊の厄神退治」
とのご回答をいただきました。



実は掛塚蟹町の正面鬼板とよく似ています
秩父 上町 掛塚 蟹町
遠く離れた秩父と掛塚に似た構図の彫刻があるということは彫刻師由来とは考えにくく、きっとメジャーな絵手本があるハズだと思い道楽親父さんに相談したところ、こういうのがありますよと教えてくださいました

国書データベースより為斎画式(いさいがしき)
※為斎画式とは葛飾北斎の弟子とされる葛飾為斎(かつしかいさい)により1860年代中頃刊行された絵手本
秩父 上町 掛塚 蟹町
上町は右頁を鬼板に
蟹町は右頁を鬼板・左頁を懸魚に構成されており
どちらも素晴らしい彫刻です!

秩父市教育委員会文化財保護課さん
道楽親父さん
ご協力ありがとうございました
<(_ _)>
2025/12/07

備考

為斎画式より15年ほど前になりますが
北斎が晩年(1845)完成させ牛嶋神社に奉納した大絵馬で
後に関東大震災で焼失した
「須佐之男命厄神退治之図」
2016年に復元、TV放映もされました

凸版印刷による復元プロジェクト

すみだ北斎美術館PDF

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